東海ネット学習交流会を開催
6月28日から29日にかけて、浜松市天竜区「湖畔の家」にて、コミュニティ・ユニオン東海ネットワーク学習交流会を開催しました。40名規模の参加で、晴天に恵まれ心地よい自然の中、良く学び、良く交流することができました。
1日目(28日)は午後1時からの受付後に開始し、柴田代表のあいさつ、参加していただいた川本全国ネット事務局長の全国情勢などの報告として、組合の組織率が低下傾向になる中で全国のユニオンが苦闘していることなどを話した後、「労働相談体制をどうするか」をテーマに、当ユニオンの鶴丸委員長が報告を行いました。この報告はワークショップ形式をとり、参加者をグループ分けし、それぞれグループごとに、労働相談をすでにやっている人、まだやったことのない人の率直な意見や、具体的な経験を出し合い、全体で検討していく、というように、参加型で行いました。広く経験交流もでき、労働相談について、より学ぶことができました。
続いて各参加団体からの報告と交流を行いました。当ユニオンだけでなく東海全体で外国人も含む相談が増えてきているなかで、それぞれ苦労して奮闘している報告がされて、励まされました。最後に柴田代表が、一日目のまとめと、東海ネットの運営のかたちを整えるための提案を行い、また川本事務局長らからも全国ネットの立場からの提案も行われ、いずれも今後検討していくことになりました。
その後午後6時からは懇親会となり、おいしい飲食物をいただきながら、交流を深めました。今回の会場はこれまでの静岡市街地の場所とは違って、浜松市北部の、山と川に囲まれた場所だったのですが、それを選択した事情も紹介していただき、こうした会場の確保も難しくなりつつある中準備していただいた遠州労働者連帯ユニオンなどの仲間の奮闘に、感謝もしました。
その後各部屋に移り、それぞれ交流を深めた後、眠りに就きました。
2日目(29日)はゆっくりと、朝食を挟んで朝を過ごした後、午前9時から「担い手をどう育成し、世代交代を実現していくか」をテーマに、東海ネットの事務局として当ユニオンの浅野運営委員が提案を行いました。そこでは、労働組合の組織率が低下しており、ユニオンもその中で世代交代が迫られてきつつある現状を紹介した後、参加団体それぞれが、専従など、相談・交渉などの担い手をどう確保しようとしているかを報告し合いました。その後、参考として、今回他の用事で参加できなかった岐阜一般の北島委員長が、別の場で、専従について報告した録画の、関連する部分を上映し、専従が、相談・交渉だけにとどまらず、労働組合組織の重要な担い手として心がけるべき諸点についても、話し合いました。
続いて午前10時過ぎから、「労働法制規制緩和を許さない」をテーマに、遠州労働者連帯ユニオンの鈴木英夫執行委員長が講演を行いました。鈴木委員長は、今年初旬にまとめられた「労働基準関係法制研究会報告書」で、有識者として集められた労働法学者の中心的な人たちが、現行の労働基準関係法制を、使用者寄りに改悪する方向で報告書をまとめ、現在の労働政策審議会労働条件分科会の議論の基盤をつくってきていると、報告書の諸点を具体的に紹介しながら明らかにし、労働法に「労使合意」の名で抜け穴をどんどん広げていこうとしていることに反対していくべきと訴えました。
続いて午前11時15分から、この日のみ参加した方々の自己紹介や、参加者アピールとして、川本事務局長が労基署への関わりを強化していこうと訴えた後、事務局として浅野運営委員がこの両日を概括するまとめの発言を行いました。そして最後に柴田代表が閉会あいさつを行って、終了しました。
二日間にわたり、参加した皆さん、お疲れ様でした。開催地方として準備や運営をお願いした静岡の皆さん、ありがとうございました。明日からまた、がんばっていきましょう。
1日目(28日)は午後1時からの受付後に開始し、柴田代表のあいさつ、参加していただいた川本全国ネット事務局長の全国情勢などの報告として、組合の組織率が低下傾向になる中で全国のユニオンが苦闘していることなどを話した後、「労働相談体制をどうするか」をテーマに、当ユニオンの鶴丸委員長が報告を行いました。この報告はワークショップ形式をとり、参加者をグループ分けし、それぞれグループごとに、労働相談をすでにやっている人、まだやったことのない人の率直な意見や、具体的な経験を出し合い、全体で検討していく、というように、参加型で行いました。広く経験交流もでき、労働相談について、より学ぶことができました。
続いて各参加団体からの報告と交流を行いました。当ユニオンだけでなく東海全体で外国人も含む相談が増えてきているなかで、それぞれ苦労して奮闘している報告がされて、励まされました。最後に柴田代表が、一日目のまとめと、東海ネットの運営のかたちを整えるための提案を行い、また川本事務局長らからも全国ネットの立場からの提案も行われ、いずれも今後検討していくことになりました。
その後午後6時からは懇親会となり、おいしい飲食物をいただきながら、交流を深めました。今回の会場はこれまでの静岡市街地の場所とは違って、浜松市北部の、山と川に囲まれた場所だったのですが、それを選択した事情も紹介していただき、こうした会場の確保も難しくなりつつある中準備していただいた遠州労働者連帯ユニオンなどの仲間の奮闘に、感謝もしました。
その後各部屋に移り、それぞれ交流を深めた後、眠りに就きました。
2日目(29日)はゆっくりと、朝食を挟んで朝を過ごした後、午前9時から「担い手をどう育成し、世代交代を実現していくか」をテーマに、東海ネットの事務局として当ユニオンの浅野運営委員が提案を行いました。そこでは、労働組合の組織率が低下しており、ユニオンもその中で世代交代が迫られてきつつある現状を紹介した後、参加団体それぞれが、専従など、相談・交渉などの担い手をどう確保しようとしているかを報告し合いました。その後、参考として、今回他の用事で参加できなかった岐阜一般の北島委員長が、別の場で、専従について報告した録画の、関連する部分を上映し、専従が、相談・交渉だけにとどまらず、労働組合組織の重要な担い手として心がけるべき諸点についても、話し合いました。
続いて午前10時過ぎから、「労働法制規制緩和を許さない」をテーマに、遠州労働者連帯ユニオンの鈴木英夫執行委員長が講演を行いました。鈴木委員長は、今年初旬にまとめられた「労働基準関係法制研究会報告書」で、有識者として集められた労働法学者の中心的な人たちが、現行の労働基準関係法制を、使用者寄りに改悪する方向で報告書をまとめ、現在の労働政策審議会労働条件分科会の議論の基盤をつくってきていると、報告書の諸点を具体的に紹介しながら明らかにし、労働法に「労使合意」の名で抜け穴をどんどん広げていこうとしていることに反対していくべきと訴えました。
続いて午前11時15分から、この日のみ参加した方々の自己紹介や、参加者アピールとして、川本事務局長が労基署への関わりを強化していこうと訴えた後、事務局として浅野運営委員がこの両日を概括するまとめの発言を行いました。そして最後に柴田代表が閉会あいさつを行って、終了しました。
二日間にわたり、参加した皆さん、お疲れ様でした。開催地方として準備や運営をお願いした静岡の皆さん、ありがとうございました。明日からまた、がんばっていきましょう。
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