最低賃金宣伝行動を実現

2月15日(土)午前11時より、名駅東口交番前にて、最低賃金宣伝行動を行いました。10名近い参加者で、1時間近く、全国一律1500円への最低賃金の大幅引き上げをめざそうと訴えました。

 この宣伝行動は、コミュニティ・ユニオン全国ネットワークが、今週後半から明日までの間、最低賃金行動を全国のユニオンに呼びかけており、その一環として行いました。交番前の歩道で、最賃引き上げを訴える横断幕とユニオンののぼりを掲げながら、毎年恒例の「お札ビラ」 (一万円札を模した「生活振興券 1500円」を表紙にして、24年度の各地の最低賃金など、大幅引き上げを訴える内容)にユニオンのリーフレットを挟んだものを配布するとともに、マイクでリレートークを行いました。リレートークでは、物価高の中で最低賃金の、地域格差をなくしつつ大幅引き上げをめざそうとの訴えや、労働組合で賃上げをめざして闘っていこうとの訴えなどを、各自がそれぞれに行いました。珍しく暖かめの晴天の中、賑やかに行き交う人々は、「最低賃金・・」と声を上げる人や、チラシを丁寧に受け取る人など、外国人も含めて、注目をしていました。一時間ほどでしたが、途中でユニオン活動に協力いただいている熊沢誠甲南大学名誉教授が偶然通りかかり、励ましてもいただきました。

 昨年度は当ユニオンも最低賃金プロジェクトチームを結成して活動するなど、最低賃金問題にも取り組みを強めました。ただ、他の活動との兼ね合いもあり、いったんプロジェクトチームの活動は終了していますが、春闘なども含め、賃上げは労働組合の重要な課題です。今後もがんばっていきましょう。



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