300号を迎えた『ふれあい通信』・職場分会の闘い

 1月30日(木)、『ふれあい通信』の製本・発送作業を午後2時からユニオン事務所で行いました。5名規模で行い、問題なく終わることができました。筆者は諸事情で久しぶりに参加したのですが、最近組合に参加して、この作業にも初めて参加した人もおり、参加者同士で交流もできました。

 ところでこの『ふれあい通信』は、今号で300号を迎えましたが、今号で300号特集として、種々のテーマで組合員の寄稿を募ってきた、200号以降のシリーズ企画を採りあげました。上記の初めて参加した人もこのシリーズ企画には注目していましたが、組合員の日常のなかでのさまざまな有り様を紙面上で交流し合うことも、企業内組合ではない当ユニオンにとっては重要です。また、内容も〝柔らかめ〟なので、硬軟
取り混ぜた『ふれあい通信』の重要な一面も示すとともに、関心のある人たちの「労働組合」に対する〝引いてしまう〟イメージ(たとえば、「闘う」ことに執着する、堅い、近づきがたい団体)の打開にもつながるのではないかと思います。

 そういう工夫も含め、このかん機関誌担当者会議を製本・発送作業後行い、議論しながら『ふれあい通信』を作成してきました。この日も午後6時半から行い、途中で発送も行いましたが、毎月一回定期的に発行し続けるこの『ふれあい通信』のさらなる充実のために、組合員の皆さんの協力をよろしくお願いします。

 とはいえ、労働組合はやはり「闘う」団体ではあります。特に先週から今週にかけて、長年職場で、また労働委員会や裁判の場で闘ってきた職場分会の取り組みが相次ぎました。盟和精工はこの春闘の時期に団交を行い(22日)、裁判は三和清掃(22日、次回は2月5日、団交も2月10日)・竹屋(28日、次回は4月22日)・日興サービス(29日、次回は2月17日)と相次ぎました。労働委員会も、日興サービスは2月14日に中央労働委員会が開かれます。他方では、新たな闘いとして、愛知学院大学分会の取り組みとして、29日に第一回の愛知県労働委員会が開かれ、いよいよ労働委員会での闘いが始まりました(次回は4月18日)。その他の裁判・労働委員会・団交、またそれに向けての打ち合わせ、などなどの闘いもあります。そしてその出発は、〝引いてしまう〟躊躇をかかえながらも労働相談をして、組合で闘おうとし始めた皆さんや、とりあえず話を聞いてみよう、とユニオンに〝ふれあった〟皆さんの一歩から始まります。その一歩からのつながりの一端を『ふれあい通信』も担っていますが、そういうユニオンの多面にわたる
活動を、組合員皆で、つくっていきましょう。


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