あいち総がかり行動1・19集会に参加

 1月19日(日)午後1時半より、光の広場にて、「生きるためにお金の心配しなくていい社会を!」を掲げた1・19集会&デモ(主催 憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO! あいち総がかり行動)が開かれました。快晴で少々暖かい中、賑やかに開催し、200名を超える参加で、当ユニオンからも10名近くが参加しました。

 集会は事務局の草地妙子さんの司会で、最初に主催者あいさつを、中谷雄二共同代表が行いました。中谷共同代表は、政府の在り方が庶民のくらしや将来の希望に反していると、直近の「能動的サイバー防御」関連法案提出の動きなども挙げながら訴え、国会外の運動でこうした状況を変えていこうと呼びかけました。

 続いて各分野からのアピールが続きました。最初に「軍事予算を生活にまわせ」をテーマに、共同代表でもある愛知大学の長峯信彦教授が、増額を重ねる防衛費は、医療費や学費を無料化できる規模だとしつつ、借金財政や少子高齢化の中で、こうした軍事費増額に反対していこうと訴えました。

 続いて「学生奨学金ローンを何とかしよう」をテーマに、久野由詠弁護士(自由法曹団・ブラックバイト対策弁護団あいち)が、大学生の生活の苦しさとして、授業料・バイト・不規則な生活・就職を挙げつつ、財政を構造的に改めていくべきではないかと訴えました。
 
 続いて「カラーズ」というバンドのヴォーカルもされている矢崎暁子弁護士が、力強い歌を披露し、また駆けつけた近藤昭一衆院議員が自公過半数割れの背景にある生活苦の打開を訴えるあいさつを行った後、「女性の貧困問題」をテーマに、共同代表でもある樫村愛子愛知大学教授が、
昨年4月施行の女性支援新法にも触れながら、大学の厳しさも併せ、女性のおかれた状況は少子化にもつながり大変だががんばろうと訴えました。

 続いて「教育問題(教育、教職員の職場実態など)」をテーマに、愛知県教職員労働組合協議会(愛教労)の新井孝昇幹事が、子供がお金の心配をしたり、不登校に追い込まれたり。教員が休職に追い込まれたりしている現状を、「効率性の高い教育」という政策と関連させて訴えつつ、教育現場を変えていくために労働組合としてもがんばると訴えました。

 最後に原発ゼロアクションの藤原はづきさんが、福島第一原発事故以降の脱原発運動を振り返りつつ、原発ゼロの方向性から再び原発増設などを掲げた「第7次エネルギー基本計画」策定の動きに反対していこうと、「3・11原発ゼロNAGOYA ACTION」(当ユニオンも賛同しました)への参加を訴えました。

 集会の最後にバナーを掲げて集会参加者でコールをした後、午後2時40分から栄一帯のデモに移り、ガザでの停戦の動きもあってか、沿道の外国人が賛同の姿勢を示したりする中、元気よく行進しました。まだまだ厳しさは続きますが、連帯してがんばっていきましょう。

この記事へのコメント