ユニオンセミナー第7回を開催

 本日(24日)午後7時より、ユニオン事務所にて、ユニオンセミナー第7回を開催しました。今回は今期最後で、争議・裁判・労働委員会について学ぶことを課題とし、経験豊富なユニオンみえの広岡書記長を講師としてお招きしました。初めての参加者や静岡ふれあいユニオンの飛び入り参加の仲間を含め、10名規模で活発に行うことができました。

 浅野委員長の司会で、まず自己紹介を簡単に行なった後、広岡書記長の講演が始まりました。「労働委員会の活用と闘いの目的」と題した、一時間程度の講演でした。広岡書記長はまず、労働委員会の位置づけとして、労働組合法に基づいた、資本主義社会の一機構であり、これを活用し、委員や職員を訓練していくという姿勢が大切、としました。そして次に、ユニオンみえが取り組んできた闘いを紹介し、金銭や個人的な利益を求める目的では限界があり、労働組合としては、労働者皆の利益を実現しそのために団結を強めていくということが目的となること、また抗議行動や、ストライキや、悪質弁護士や社労士との闘い、裁判闘争など、多様なかたちで闘いを進めていることを浮き彫りにしました。

 講演の後、参加者からいろいろ質問や感想が述べられましたが、名古屋や静岡のユニオンでの闘いを進めている立場から、三重の闘いから学び取ろうという姿勢に基づいていたのが印象的でした。セミナーの性格にふさわしい講演で、参加者同士の交流も深めることができました。

 定期大会後、第2期のユニオンセミナーを行なうことも予定されています。多くの皆さんが、ユニオン活動を前進させていくために、参加するよう、よろしくお願いします。

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